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Crono社へSEED出資,新取締役に就任​


左から家入一真、荒木隆義、高インロン、荻原国啓

SEAソーシャルベンチャーファンドは、若者の挑戦を企業や社会が支える『企業奨学金』をコンセプトに若年層向けの挑戦を支援する奨学金の提供・返済支援プラットフォームを運営する株式会社Crono(クロノ)へのSEED出資を行い、当社の荻原国啓と家入一真氏(株式会社CAMPFIRE代表取締役, NOW株式会社代表取締役)の2名がCrono社の新取締役に就任したことをお知らせします。


■若者の挑戦を企業や社会が支える『企業奨学金』プラットフォームCronoとは「若者の挑戦を企業と社会が支援する仕組みへ」をビジョンに、若年層向けの奨学金提供および貸与型奨学金の返済肩代わりを行う企業との人材マッチングサービスの展開を予定しています。


近年、大学・専門学校に通う学生の約40%が貸与型奨学金を借入しており、数百万円の債務を抱えた状態で卒業後に返済が困難になることが問題になっております。Crono社はこの問題を奨学金返済による奨学生の生活圧迫や自己破産に繋がることだけでなく、債務を抱えることが若年層の新たな挑戦のハードルになっていることが問題だと捉えています。また、大学進学以外で挑戦したいこと(留学、プログラミング学習など)があるにも関わらず経済的理由で断念した若者が相当数いるとの調査報告もあります。


一方、グローバル人材やエンジニアのような高度なスキルを持つ人材は社会的に不足しており、今後もこの傾向は拡大していくと予測されております。社会から求められる技能がこれまでより高度化・専門化していく中で、その技能や経験を得るための挑戦機会が、若者に十分に与えられるべきだとCrono社は考えています。


Crono社では、潜在的に挑戦したいことがあるが諦めている若者に対するCrono奨学金の提供、および、奨学金返済を肩代わりする企業と奨学金の返済支援を希望する奨学生の人材マッチングサービスを行うため準備を進めています。


Crono奨学金とは、若年層に対して奨学金を提供し、将来、加盟企業に入社・勤続することで、企業が奨学金返済を肩代わりする仕組みです。Cronoを通して、少しでも挑戦したいことを諦めている若者を減らし、社会で活躍する人材を増していくことを目指します。

■今後について

Crono社はサービスを初夏より開始するべく、プロダクト開発、体制整備及び各種許認可の取得を進めております。サービス リリース、加盟企業や奨学金プログラムの追加情報などは、サービスページにて順次追加していく予定です。

URL: https://crono.network/


■荻原国啓(SEA代表理事、ゼロトゥワン株式会社代表取締役)

「SEAでは社会性と事業性を両立したソーシャルベンチャーの応援、SEED投資活動を行なっています。Cronoは誰もが積極的に挑戦できる社会環境作りを目指し、若者が挑戦できる機会の不均等や負担を少しでも減らしていくための解決手段として、奨学金返済支援の仕組みを企業と共に変えていこうとしています。このチャレンジはまさに社会に必要なソーシャルビジネスです。Cronoを牽引する素晴らしい可能性を持った若いチームと共に若者に明るい未来を創っていけることを楽しみにしています。」


■家入一真(株式会社CAMPFIRE代表取締役、NOW株式会社代表取締役)

「ぼくにとってCronoはかつて立ち上げたstudygiftの再挑戦、studygift 2.0と位置付けております。studygiftは、経済的な 理由で学ぶ機会を得られない、日本の未来を担う若い子たちへの学費を、クラウドファンディングで集める仕組みでした 。残念ながら様々な事情により終了してしまいましたが、今でもその本質的な想いは変わっておらず、当時の反省を踏ま えてもう一度新しい学費支援の仕組みを作りたいと思っております。学費だけでなく、学費支援をキッカケに繋がりが生 まれることで、学生が人生で迷った時に相談できる居場所を創っていきます。」


■株式会社Crono 概要

会社名  株式会社Crono https://crono.network/

代表者  代表取締役 高 瀛龍

     取締役 荒木 隆義

     取締役 家入一真(CAMPFIRE代表取締役、NOW代表取締役)

     取締役 荻原国啓(ゼロトゥワン代表取締役、SEA代表理事)

事業概要 企業奨学金に関するサービスの提供

設立   2018年7月

所在地  東京都千代田区霞が関一丁目4番1号 日土地ビル2F



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